阿波蜻蛉

阿波踊りの国(徳島県)出身の勝虫による蜻蛉観察日記

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新潟遠征~魅惑のアオヤンマ~

最も、アオヤンマの個体数密度が高いという池へ。
着くなり多数のアオヤンマがマコモの間を縫うように飛んでいました。
久しぶりに採集してみて少し写真を撮らせてもらいます。
アオヤンマ複眼
アオヤンマ Aeschnophlebia longistigma複眼
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

やはり、この複眼は本当に綺麗ですね。
マルタンヤンマやマダラヤンマとはまた違う魅力があります。

そんなこんなしているうちに♀が産卵場所を求めてふらふら飛んできました。
しかしそこには多数の♂がひしめき合っています。案の定、♂に見つかりそのチャンスは思ったより早くやってきました。
交尾20110716新潟県柏崎市
アオヤンマ Aeschnophlebia longistigma交尾
NikonD700+Sigma70-200mm F2.8 II EX DG MACRO

まさか、こんなに早く思い描いて通りの絵(青々とした抽水植物に溶け込むようにして交尾を行う場面)を撮れるとは思いませんでした。確かに半端ないですね。
この後も多くの交尾態を見ることが出来ました。多くの場合は交尾態になってから少し離れた樹林の枝に止まるのですが、たまに射程圏内に入ってきてくれます。
アオヤンマ交尾
アオヤンマ Aeschnophlebia longistigma交尾
NikonD700+Sigma70-200mm F2.8 II EX DG MACRO

結局、目撃した交尾態は10組程。ピークは過ぎているのにこの個体数は本当に半端ないですね。
ただ、産卵はあまりにも♂の密度が高いのでこちらが見つける前に連れていかれてしまいました。しかし、当初の目標は達成する事が出来たので満足です!


そして、今回もY本氏のところに泊めせて頂きたくさんごちそうになりました。
Y本さん、本当にありがとうございました。
来年はアオヤンマの羽化も兼ねて、オオトラフの時期にまたお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!

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  1. 2011/07/16(土) 17:26:05|
  2. トンボ
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新潟遠征~Y本氏は今~

アオヤンマの交尾態を撮影したくて新潟に行っていました。
この被写体は今期、絶対撮ってやろうと思っていたのですがまだ実現出来ていなかったのです。
そもそもアオヤンマで新潟?と思われるかもしれませんが、現在私がメインフィールドにしている埼玉県では低地帯を中心に割と点在して生息してはいるのですが、多産地と言える場所はなかなか無く、あったとしてもヨシで覆われすぎて中々写真は撮りづらいのです。
新潟のアオヤンマについてはあのY本氏から常々、柏崎のアオヤンマは半端ないという事を聞いていました。
なんと、あのアオヤンマの羽化殻を大量に採集したと言っていたのです。
これは、私の認識からすると個体数の高密度もさることながら、比較的観察しやすいフィールドだという事を意味します(アオヤンマは泥深い沼で羽化する事が多い為、胴長を履いてもなかなか羽化しているポイントまでたどり着けない)。
ここは一度行ってみる価値はあるなという事で、期待を込めて行ってみました。

オニヤンマ♀羽化
オニヤンマ Anotogaster sieboldii♀羽化と赤いパンツを着こなすY本氏
NikonD80+Sigma15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

ちなみにY本氏は仕事という事だったのですが、なんと早朝のうちポイントを案内して下さいました。
写真はY本氏の自宅近くの水路で羽化していたオニヤンマです。オニヤンマの羽化殻の数が半端無かったです。
しかし、この写真には羽化殻が映っていません。Y本氏が回収してしまったようです。う~ん…。


続いて、さっそくアオヤンマのポイントを案内して頂きました。
場所は谷津の溜池。なるほど観察しやすそうなフィールドです。
新潟県アオヤンマ産地
アオヤンマの生息地

この谷津にはこのような池が多数点在していてアオヤンマにとって好適な環境が谷全体に広がっています。
羽化のピークは既に過ぎているため羽化殻は確認出来ませんでしたがピーク時にはたくさんの羽化殻がヨシにくっついているそうです。

コバネアオイトトンボ♀未熟
コバネアオイトトンボ Lestes japonicus♀未熟
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

やはり、いい環境があればいるトンボも違いますね、環境省のRDBのランクで、もはやあのベッコウトンボと同じ絶滅危惧Ⅰ類のコバネアオイトトンボです。数多くの個体を見ることが出来ました。また、上空を見るとサシバが飛んでおり、如何に自然度が高いかを裏付けています。

Y本氏はここで仕事に向かわなくてはいけませんでしたので一度戻り、またこの周辺の色々なトンボのポイントを記した地図を頂きながら今度は最も個体数密度が高いという池に向かってみました。


撮影日:7月16日





  1. 2011/07/16(土) 11:07:44|
  2. トンボ
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徳島県のトンボ~その③~

南方種を求めてさらに南に移動。
ここまで来ると本当に南国の様子を呈しています。
ベニトンボ、オオギンヤンマを探しに行く前にハッチョウトンボの様子を見に行きました。関東では殆ど絶滅状態なので見れる時に見ておかないと次いつ見れるかわかりません。
ハッチョウトンボ生息地
ハチョウトンボ生息地

しかし、ハッチョウトンボがいない!
注意深く探して見つける事ができたのはたったの2匹。
しかも、拍車をかけるようにハッチョウトンボのページを開いた図鑑片手に捕虫網を持った人がいました。
ここは採集禁止なので注意はしましたが、こういう事が頻繁にされているとなると飛翔能力の弱いハッチョウトンボではその影響は無視出来ません。
ハッチョウトンボ♂
ハッチョウトンボ Nannophya pygmaea♂縄張り
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

来年以降が本当に心配です。


その後は、ベニトンボ・オオギンを探しに個人的に怪しいと思った場所に移動しました。
ここではかつてオオギンヤンマを目撃した事がありますし、ベニトンボについてもここ数年の増加傾向を考えるといてもおかしくありません。予想した通りベニトンボはすぐに見つける事が出来ました。
ベニトンボ♂
ベニトンボ Trithemis aurora♂縄張り
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

しかし、この後が続きません。ベニトンボは結局この個体だけでしたし、オオギンヤンマは終ぞ見る事が出来ませんでした。しかし、ベニトンボはこれで2007年から5年連続確認された事になります。まだ年により確認される個体数に変動はあるようですが、今後の分布の動向が非常に気になるトンボです。


撮影日:7月2日
  1. 2011/07/02(土) 23:17:07|
  2. トンボ
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徳島県のトンボ~その②~

続いて向かったミナミヤンマポイント
優雅な群飛を見るには例年なら確実に遅いのですが、今年は遅れ気味なのでなんとかなるだろうと思っていたのですが、そう甘くはありませんでした。ピークなら10頭程が優雅に舞いますが、今回は♂が1頭、しかもかなり高いところを飛んでるだけでした。写真を撮るにも角度的にバックが森林になる事が多く、そもそも相手が野郎なのでやる気が出ません。
おなごはいねえのか~と産卵目当てで谷に入ります。
ミナミヤンマ産地
ミナミヤンマ生息環境

残念ながら産卵中の個体には会えませんでした。ある程度待っていればそのうち産卵にやってくるかもしれないのでシコクトゲオトンボの撮影も兼ねて、別のポイントに移動しました。
シコクトゲオトンボ♂
シコクトゲオトンボ Rhipidolestes hiraoi♂
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

シコクトゲオトンボ交尾
シコクトゲオトンボ Rhipidolestes hiraoi交尾
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

シコクトゲオはそこそこ確認できましたが、残念ながらミナミの産卵は見ることが出来ませんでした。
ミナミヤンマだけにそこまで時間は費やせないので、ここで切り上げて別の目的(ベニトンボ、オオギンヤンマ)でさらに移動しました。

ちなみにミナミヤンマは移動中、低いところを往復飛翔している♀と高いところをふらふら飛んでいる交尾個体を見る事が出来ました(どちらも写真は撮れませんでしたが…)。


撮影日:7月2日
  1. 2011/07/02(土) 21:25:35|
  2. トンボ
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徳島県のトンボ~その①~

強行日程で徳島に戻っていました(夜行バスで金曜の夜から帰省、日曜の夜からまた夜行バスで戻りそのまま出勤)。
徳島に戻るのはほぼ1年振りです。
目的は南方系の種類(コフキヒメイトトンボ、ミナミヤンマ、ベニトンボ、オオギンヤンマ)プラスα(ネアカヨシヤンマetc)。
この時期に戻れば、上記した種類が全て見れる可能性が高いのです。
という事で、最初に向かったのはやはり牟岐町の某休耕田。ネアカヨシヤンマの羽化を探します。
ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ Aeschnophlebia anisoptera♂羽化
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

帰省してそのまま現地に直行したとは言え時刻は8時過ぎ、ギリギリセーフで飛び立つ前の個体をなんとか見つける事が出来ました。ネアカヨシヤンマはその他に、摂食飛翔している個体も見られました。


その後は手堅くコフキヒメイトトンボの撮影。
コフキヒメイトトンボ♂
コフキヒメイトトンボ Agriocnemis femina oryzae♂未熟
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

コフキヒメイトトンボ♀
コフキヒメイトトンボ Agriocnemis femina oryzae♀未熟
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

ただ、タイミング的に2化目が発生をはじめているようで個体数は少なく未熟個体が殆どでした。
さい先よくこの地での目的を果たしてから、ミナミヤンマのポイントに向かいました。


牟岐町某休耕田
牟岐町某休耕田


撮影日:7月2日
  1. 2011/07/02(土) 00:55:46|
  2. トンボ
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