阿波蜻蛉

阿波踊りの国(徳島県)出身の勝虫による蜻蛉観察日記

キイロヤマトンボを求めて~その①~

キイロヤマトンボの羽化を狙って茨城県のとある川に行ってきました。この川は2年前、成熟個体が飛ぶ頃に初めて来ましたが、その個体数に驚きこれなら羽化も狙えるかと思い昨年も来てみました。ただ、この時は仕事の都合もあり羽化を狙うには若干遅かったみたいで羽化殻を2つ確認したのみでした。そして今年は、羽化の適期と思われるこの時期に泊りがけで挑戦してみました。ただ例年なら適期かもしれませんが今年は多くの種類が1週間程出現が遅れているので、キイロヤマトンボがその限りではない事を祈りましたが…果たして…。

朝6時から現地に入り、さっそく昨年羽化殻を確認している2箇所のポイントを隈なく探しましたが全く見つからず、そんな中ヒメサナエは早朝からあちこちで羽化していました。
ヒメサナエ♂羽化
ヒメサナエ Sinogomphus flavolimbatus♂羽化
NikonD80+Sigma15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

少し場所を移動してみました。
茨城県常陸太田市山田川

これぞ、まさにキイロヤマトンボの生息適地ではないでしょうか。
川底は一面粒径の細かい砂、そして川岸を覆いかぶさるように竹林が生育しています。
もちろんここでも隈なく探しますが、残念ながら見つかりませんでした。

ちなみにここまでで確認したコヤマトンボの羽化殻は10以上、ポイント的には間違ってはないと思うので、これほど探して見つからないという事はまだやはり早いのかと思いましたが、ふと上空を見上げるとキイロヤマトンボの未熟個体が摂食飛翔をしていました。
キイロヤマトンボ♀摂食飛翔

なんだこれは?これはキイロヤマトンボなのか?と思われるかもしれませんが、間違いなくキイロヤマトンボの♀でした。コヤマトンボに比べスリムな体型、羽の付け根の黄紋の感じ。望遠レンズを付けてなかったので証拠写真としてもかなり微妙ですが一応掲載しておきます。これでさらにやる気が出ましたが、結局その後も羽化殻1つ確認出来ませんでした。摂食飛翔の個体もそれ以降は確認できず、本当に発生初期といった感じです。


ちなみにその他のトンボの様子はどうかというと、アオハダトンボはまだまだ未熟個体が殆どで、サナエトンボではホンサナエが最盛期でした。1週間どころの遅れではないかもしれないですね…。
アオハダトンボ♂
アオハダトンボ Calopteryx japonica♂未熟
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

アオハダトンボ♀
アオハダトンボ Calopteryx japonica♀
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

アオサナエ♂
アオサナエ Nihonogomphus viridis♂
NikonD700+Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

夕方はアオサナエの産卵を狙いましたが二回程目撃したものの写真は全く話になりませんでした。


少し悩みましたが、引き続き翌日もキイロヤマトンボの羽化を探す事にしました。さあ結果は如何に…。

スポンサーサイト
  1. 2011/06/04(土) 21:28:32|
  2. トンボ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<キイロヤマトンボを求めて~その②~ | ホーム | 各種イトトンボ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://awatonbo.blog64.fc2.com/tb.php/104-292aab7f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)